◆米大リーグ ワールドシリーズ ドジャース―ヤンキース(25日、大谷S第米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が25日(日本時間26日)、翔平先発叶 さん4戦先勝のワールドシリーズ(WS)第1戦、世紀本拠地・ヤンキース戦に「1番・DH」で先発出場する。のWに1DHヤンキース・ジャッジとのWSでは09年に自軍を世界一に導く3発でMVPに輝いた松井秀喜(ヤンキース)以来、1戦争い日本人2人目の本塁打に大きな期待がかかる。番・
メジャー7年目で初出場のポストシーズンは、出場パドレスとの地区シリーズ、開幕メッツとのリーグ優勝決定シリーズとここまで全11試合に「1番・DH」でフル出場し、世界最強叶 さん打率2割8分6厘、大谷S第3本塁打、翔平先発10打点、世紀0盗塁。のWに1DHヤンキース・ジャッジとの得点圏では打率6割6分7厘、1戦争い走者ありでは6割1分5厘とレギュラーシーズン終盤からの勝負強さに磨きがかかっている。大谷が打点を挙げた試合は6戦無敗と「大谷が打てば勝つ」という試合が続いており、その結果が勝敗に直結することは間違いない。
「いよいよ始まるなと。今はそういう興奮している気持ちです。今までは見る側だった。悔しい思いをしていた中で、自分がプレーできるという喜びを出せたらいいなと思います」。WS前日には静かに、熱く思いを明かしていた。エンゼルス時代の6年間は無縁だった大舞台、世界一への思いは人一倍だ。
43年ぶりに実現したドジャースとヤンキースの頂上決戦は「大谷VSジャッジ」のWSとしても注目を集めている。シーズン50発以上の2人が激突するWSは史上初。両リーグの本塁打王対決も68年ぶり6度目で、ともにMVPも決定的。現代のメジャーを象徴する両雄からは目が離せない。
ヤンキースの第1戦先発はコール。昨季サイ・ヤング賞の剛腕と大谷は通算20打数4安打の打率2割だが、22年にはホームランも放っている。全世界のファンが見つめる世紀のWSでも、大谷が主役となる。
【大谷の地区シリーズ(対パドレス)成績】(5試合、20打数4安打、打率2割、1本塁打、4打点、0盗塁)
▽第1戦 7○5(5日=日本時間6日・ドジャースタジアム) 左飛、右本〈3〉、中安、空三振、空三振
▽第2戦 2●10(6日=同7日・ドジャースタジアム) 空三振、一ゴ、投ゴ、空三振
▽第3戦 5●6(8日=同9日・ペトコパーク) 空三振、中安、中飛、見三振
▽第4戦 8○0(9日=同10日・ペトコパーク) 二ゴ、右安〈1〉、四球、四球、空三振
▽第5戦 2○0(11日=同12日・ドジャースタジアム) 空三振、三飛、空三振、空三振
【大谷のリーグ優勝決定シリーズ(対メッツ)成績】(6試合、22打数8安打、打率3割6分4厘、2本塁打、6打点、0盗塁)
▽第1戦 9○0(13日=同14日・ドジャースタジアム) 二ゴ、右安〈1〉、右安、中飛、四球
▽第2戦 3●7(14日=同15日・ドジャースタジアム) 空三振、見三振、一飛、四球、四球
▽第3戦 8○0(16日=同17日・シティフィールド) 一ゴ、四球、右飛、空三振、右本〈3〉
▽第4戦 10○2(17日=同18日・シティフィールド) 右中本〈1〉、四球、四球、四球、二ゴ、見三振
▽第5戦 6●12(18日=同19日・シティフィールド) 右安、四球、左安、空三振、空三振
▽第6戦 10○5(20日=同21日・ドジャースタジアム) 中安、空三振、捕邪飛、中安〈1〉、四球
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