全国高校サッカー選手権県大会の決勝トーナメントが26日開幕。桜が大舞台への切符を懸けて、守護神・手権j1 league16校が熱戦を繰り広げる。18キロでキレキッカ2017年以来7年ぶりの優勝を目指す清水桜が丘は、高田国高1回戦で富士市立と対戦。翔が校サー選県18キロの減量に成功した守護神・高田翔(3年)に注目だ。減量静岡
1年春から清水桜が丘のゴールを守ってきた高田にとって集大成の大会だ。清水丘のレ全昨年6月の県総体で準優勝しており、桜が「もう一度エコパまで勝ち上がって、守護神・手権全校応援してもらいたい」と前を見据えた。18キロでキレキッカ
体も軽く、高田国高動きにキレがある。翔が校サー選県j1 league182センチ、減量静岡71キロ。清水丘のレ全「今まで止められなかったシュートにも手が届くようになりました」。実は入学時は181センチ、83キロで“ヘビー級のボクサー並み”の体格だった。
1年秋に国体県選抜のメンバーに選ばれるなど、シュートを止める技術は優れていたが、「当時は好きなものを好きなだけ食べていました」と振り返る。大好物は母の作ってくれる鳥の唐揚げ。1年の終わりには89キロまで増えた。
「さすがにまずい」と2年夏には78キロまで落としたが、今年5月の県総体で初戦敗退してから食生活を完全に見直した。パスタや米などの炭水化物を減らし、唐揚げも断ち、ササミに変えた。野菜もたくさん食べて夜は9時半に就寝。入学時とは別人のような体形になり、今秋の1次トーナメントは2戦連続完封中だ。
卒業後は就職を予定しており、サッカーには区切りをつける。それだけに「やり切りたい」と完全燃焼を誓う。昨年の県総体決勝は0―1とリードも、後半アディショナルタイムに静岡学園FW神田奏真(現J1川崎)に同点ゴールを決められて、延長戦で敗れた。「悔いが残っています」。一戦必勝の覚悟で臨み、今度こそ全国まで勝ち進んでみせる。
(里見 祐司)
◆高田 翔(たかだ・かける)2006年5月23日、静岡市生まれ。18歳。宮竹小1年で競技を始め、GKは3年から。静岡南中時代はFC桜が丘でプレー。22年秋に栃木国体出場。182センチ、71キロ。血液型A。好きな選手は清水・権田修一。家族は母と妹。
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