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自称「宇宙キャスター」榎本麗美アナ 宇宙を目指す子どもたちに伝えたいこと _スポーツ の ゲーム アプリ

自称「宇宙キャスター」榎本麗美アナ 宇宙を目指す子どもたちに伝えたいこと スポーツ報知

子どもの頃からの宇宙への思いの丈を語り尽くした榎本麗美アナ

 「宇宙キャスター」としてさまざまな宇宙に関する取り組みを行っているフリーアナウンサーの榎本麗美さん(41)が、自称宙を「めざせ!宇宙ナ宇伝え未来の宇宙飛行士」(時事通信社、キャスタすどもたちにたいことスポーツ の ゲーム アプリ1650円)を出版した。ー榎将来、本麗宇宙飛行士を目指す子どもたちに向けたガイド本ともいうべき本書。美ア目山崎直子さんら先輩宇宙飛行士や元JAXAの選抜試験担当者のリアルな声などを紹介しつつ、自称宙を宇宙飛行士に必要な能力、宇宙ナ宇伝え心構えを身につける方法などを解説してくれている。キャスタすどもたちにたいこと(樋口 智城)

 「宇宙キャスター」を自称し、ー榎テレビ東京系「おはスタ」でも宇宙のおねえさん・レミねぇとして出演している榎本アナ。本麗今作は、美ア目宇宙飛行士になる方法を子どもたちに向けて分かりやすく伝授する内容となっている。自称宙をスポーツ の ゲーム アプリなぜ今、宇宙ナ宇伝え書こうと思ったのか。キャスタすどもたちにたいこと時代の潮流と本人の熱意、2つの理由があった。

 「一番のきっかけは2021年に『5年に1回、宇宙飛行士を募集する予定です』ってJAXAが発表したことです。これまでは10年とか、いつ募集があるか分からない感じでした。あやふやな状態から、今は宇宙飛行士になる計画を立てやすくなったんです。私、実際に試験を受ける方たちのための講座を運営していましたけど、宇宙飛行士を目標とした生徒さんの目の輝きがどんどん増し始めた。大人でもこんなワクワクするのだから、子どもたちに宇宙飛行士になる方法を教えてあげられたら、すごく成長するだろうなって思ったんです」

 前回の募集が21年。23年に諏訪理さんと米田あゆさんが選ばれ、先月に正式に宇宙飛行士に認定された。

 「5年ということは、もう来年にも募集が告知される可能性があるということですよ。子どもたちが興味を持つには、今が最適。ちょうどいい頃なんです」

 宇宙業界はものすごい発展を遂げている。夢のような計画が、次々に実行されようとしている。

 「米国が中心になって、日本も参加する『アルテミス計画』が進行中。2026年に女性宇宙飛行士が月に降り立つというものです。アポロ計画以来約50年ぶりの月面歩行が、もう2年後に迫っているんですよ! さらに2028、2032年には日本人が月に降り立つ予定です。絶対に全テレビ局で生中継されるようなすごいことが間近に迫っているのに、皆さんあまり知らないでしょう? 宇宙キャスターたる私が、もっと伝えていかなきゃ、ですね」

 米実業家のイーロン・マスク氏は、すでに火星に行くと明言し、さまざまな宇宙計画を実行に移している。

 「アルテミス計画も、月から火星移住が最終目標。宇宙の最先端って、月と火星です。2030年代には火星に宇宙飛行士が降り立っている予定です」

 歴史的な日までは、あと10年ほどしかない。

 「火星はもはや行く前提として、今はそこから何をするか考えるフェーズに入っています。現在の小学生の子たちが宇宙飛行士の試験を受ける時には、もう月に行くことは当たり前になっていて、火星に行くことになる! もしかしたら火星の次の段階が目標になっている可能性すらあるんですよ」

 具体的な研究開発も、全世界で進んできている。

 「月に基地ができて、2040年には1000人の人がそこで住む予定です。基地を建設したり研究したりする専門職の方が先に行くことにはなりますが、そうするとさまざまな職業のニーズが出てきますよね。どうやって少ない資源で回すのかとか、研究以外の生活のことも考えないといけない。月でのレストランや、コンビニも必要になってくるでしょう。だから今、宇宙関連事業がどんどん増えてきているんです。実際に月で飲めるビールを研究している企業とかもありますよ」

 宇宙事業はとどまることを知らない。

 「今、JAXAの宇宙戦略基金っていう、10年間に1兆円規模で宇宙分野の企業や大学などを支援することが始まっています。それをきっかけに、投資家の方が宇宙業界へどっと動き出しています。宇宙ベンチャーや旅行会社も、2030年代には宇宙旅行を100万(円)とか300万ぐらいで行けることを目指すって発表していますね」

 榎本アナ自身、ずっと宇宙のことを考えて活動してきた。

 「私は子どもの頃から宇宙が大好きで、約6年前に自分で勝手に宇宙キャスターと名乗り始めて、商標も取ったんです。無我夢中で頑張って今やお仕事になりました。2年ほど前から宇宙が注目されて状況がガラッと変わったんです」

 長年の宇宙への思いが、ようやく実を結ぼうとしている。

 「ある宇宙飛行士さんが『星座は昔の人がつなげて、これがてんびん座!などと名付けたものだから、実は好きにつなげて、自分の星座をつくっていいんだよ』と教えてくれたことがあって。私は宇宙を目指していろんな挑戦をしてきましたが、関係ないと思っていたことも全部つながり、今は一つの自分の星座ができてきた気がします。今後も、宇宙を目指す子どもたちに宇宙を伝えて応援し、その子たちの星座をつくっていくお手伝いをしていきたいです!」

 ◆榎本 麗美(えのもと・れみ)1983年、千葉県生まれ。理工学部バイオサイエンス学科卒業後、地方テレビ局のアナウンサーに。2007年にフリーアナウンサーとなり、13年6月から「日テレNEWS24」のキャスター。23年3月から、テレビ東京系「おはスタ」で準レギュラー出演している。

◆榎本さんが選ぶ「おすすめの一冊」

 ◆油井亀美也・林公代・宇宙航空研究開発機構著「星宙の飛行士」(実務教育出版刊)

 宇宙飛行士の油井亀美也さんが、宇宙で撮った91点の写真とともに、撮影時のエピソードを交えて紹介した本です。

 宇宙から地球を見ると、人生観が変わると言われているんです。そんな宇宙から見た地球の姿が油井さん目線で書かれています。宇宙からの視点でものごとを考えると…とワクワクしたり感動できる一冊。

 天文オタクの油井さんの星座のお話や、宇宙からのきれいな写真もおすすめポイントです。

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